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[ライアンの井戸]

Kazz 4月25日

先日、とある番組の再放送があってて、昼間っからボロボロに泣いてしまったお話です。

カナダに住むライアン君(6歳)は、小学校の授業で、自分達は毎日澄んだ水を好きなだけ飲めるのに、アフリカのある地域の人達は、一番近い水場まで5kmを歩き、そこで泥まじりの水を不衛生な容器に入れて持ち帰り飲む。当然色んな菌などで、病気になる人も多く、大勢の人が毎日死んでいく・・・。ライアン君はそんな話に衝撃を受け、アフリカの人達に「きれいな水を飲ませたい」と思い、先生に「井戸を作るのにいくらかかるのですか?」と質問した所、70ドルくらいかかると聞き、さっそく家に帰って両親に話したが、いくら良い事でもそんなお金は出せない!と言われてヒドく落ち込む。しかし父が「じゃあ、お手伝いする事で、少しづつ貯めよう」とライアンに提案し、もちろん彼は喜んで受け入れた。窓拭き2ドル、庭掃除2ドル、床の掃除2ドル・・など、あらゆる手伝いに少しの金額がつけられ、これから毎日手伝うことになった。毎日庭の掃除や大きな木材を運ぶ姿に、隣の夫婦も「こんな小さな子供にこんな労働をさせるなんて・・。」と世間の目も冷たかった。自分で70ドルのグラフを作って、毎日ちょっとづつ塗りつぶしていった。そうこうする間に、頑張った甲斐があってライアンは70ドルを貯めた。100%の笑顔で、さっそく「それ」を持って、国の施設へと持って行った所、「ありがたいけど、これでは井戸のポンプ代にしかならない、井戸を作るには2000ドルが必要なんだ」という厳しい現実を聞かされる。ライアンは愕然とする。・・・が、あきらめなかった!再びお手伝いを始め、以前より増して頑張った。その頃、先日施設に行った一部始終が新聞に掲載され、それに感動した人達が次々に寄付して、何と2000ドルは4ヶ月で集まってしまった。今度こそ・・って感じで2000ドルを持って行くと、またも今度は「肝心の井戸を掘るドリルが必要。それには2万5千ドルかかる。」事を告げられる。さすがに僕もここで「そりゃないよ!」と思ったのですが、ライアン君は「僕が2万5千ドル集めます」と公の場で言い切った。両親もそんな息子の為に色んな人に相談したり動き回った。もちろんまたメディアも動き、1年で45000ドルもの寄付が集まった。今度こそ井戸は着工され、アフリカのその地域の小学校の横に、初めて「井戸」ができた。その井戸は「ライアンの井戸」と名付けられ、多くの人々の命を救った。アフリカの小学生から手紙が来て、「君のおかげでたくさんの命が救われ、病気も減った、本当にありがとう」という内容だった。その後も文通が続き、会った事はないが、だんだん親友になっていった。そんなライアンの次の夢は、その「アフリカの井戸を見たい」という事だった。その年のクリスマスに突然隣の夫婦が訪ねて来て、「どうしたんですか?」と聞いたら、何とアフリカ行きのチケットを三人分プレゼントしに来たのだ!この瞬間私は滝のように泣きました。そして三人は、自分達を暖かく迎えてくれるのか不安をかかえながらその地を訪れた。しかしそこに近づくと何と村人全員が道の両側に並んで、ライアン達が乗った車を拍手で迎えてるのです。そして念願の井戸の前で親友と対面。感動です・・。井戸には「ライアンの井戸」としっかり書いてある。自らその水をくんで、飲んだあと、涙していました。

とにかく泣きました。文章じゃ伝わりにくいけど・・・。